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ドローン大学

“ドローン大学Vo.4”

音響作家の畠山地平によるドローン大学、今回は講師にAORの相田悠希を特別講師の招き開講。
今回のテーマはドローンの先史ー未来派以降と10年代の子孫達


「ドローン大学 vo.4」へのノート

文:相田悠希

この7月22日にChihei Hatakeyamaの主催するイベント「ドローン大学」にゲスト講師として僕が呼ばれる運びとなった。

僕は学生の頃から何故か、戦後の芸術にしかあまり興味を抱けないでいる。
ドローンとの繋がりという視点から特に見聞きしてきた訳ではないが、学生の頃の僕は未来派やダダ〜シュルレアリスムに至る美術がとても好きだった。
それで今回折角お呼ばれして頂いた良い機会なので、ルッソロ兄弟の音楽から更に遡って産業革命以降聴覚がいかに変化していったかというエッセンス、また、ダダ周辺の音楽がどのようなものであったかを音源を聴きながら、皆でわいわい話せればいいと思うことにした。
歴史はおそらく、ヘーゲルの弁証法的な絶対知を最終目標とするような単線形では進まず、静かで熱い共振を持って同時多発的に起こる。この時代を語るとなると、どうしてもサティ〜ケージが浮かんでしまうが、今回は敢えて外してみることにする(多分)。

「ドローンの先史」というタイトルが付けられているが、ドローンに直接的に関わる話はほぼ無いと思う。
そうではなく、戦前戦中という1910年代〜30年代までの芸術を振り返って見る事によって、機械による芸術がいかにドローンを聴取する耳を準備したか、またそれによって僕たちが生きている現在が逆に照射される、そんな講義にしたいと思う。

でもまぁ、僕と地平さんなら、そんな固い話にはなるわけないので、少しでも興味を持たれた方は平日ですが気軽に遊びにお越しください。

Date:2015年7月22日(wed)
Open/Start:19:00/19:30
Door:1,500yen(inc1D)
Place:円盤

案内人
chihei hatakeyma

講師
相田悠希(AOR.murmur records)

LIVE
silentwave
Ken Ikeda + Chihei Hatakeyama

講義:

相田悠希
chihei hatakeyma 



Artist Profile


相田悠希/Yuki Aida

elly-yuki_2

音楽レーベルmurmur recrdsを主宰しているサウンドアーティスト。
アンビエントとダンスミュージックを自在に行き来するその特異なスタイルで
国内外のアーティストや評論家からも高い評価を得る。
これまでにCF、心理療法、映画への楽曲提供と様々な作品を制作。
2010年には元guniw toolsの
ギタリストJakeと共作シングルを発表。
このまま行ってよし!僕の好きな感じのドローンです(坂本龍一)」

現在、電子音響に特化したレコードショップをオンラインにて運営。





Ken Ikeda

1964年生まれのサウンド・ヴィジュアル ・アーティスト。英Touchからリリースしたファースト・アルバム「Tzuki」は、 ほぼDX7のみでサイン波を哀愁たっぷりに奏でた名作として話題になる。セカンド 「Merge」を同レーベルからリリース後、サードアルバム「The Mist on the Window」 をSPEKKからリリース。これまでに横尾忠則、デビッド・リンチ等の展示に楽曲を提供。



Chihei Hatakeyama/畠山地平



Chihei Hatakeyamaとして2006年にKrankyより、ファーストアルバムをリリース。以後Room40, Home Normal, Own Records, Under The Spire, hibernate, Students Of Decayなど世界中のレーベルから現在にいたるまで多数の作品を発表。デジタルとアナログの機材を駆使したサウンドが構築する美しいアンビエント・ドローン作品が特徴。ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、韓国など世界中でツアーを敢行し、To Rococo Rot, Tim Heckerなどと共演。NHKのEテレ「schola 坂本龍一音楽の学校シーズン3」にて、アルバム『River』収録の”Light Drizzle”が紹介され、坂本龍一、岩井俊二らからその場を空気を一変させる音楽と評される。映画音楽では、松村浩行監督作品『TOCHKA』の環境音を使用したCD作品「The Secret distance of TOCHKA」を発表。第86回アカデミー賞<長編ドキュメンタリー部門>にノミネートされた篠原有司男を描いたザカリー・ハインザーリング監督作品『キューティー&ボクサー』(2013年)でも楽曲が使用された。またNHKアニメワールド:プチプチ・アニメ『エんエんニコリ』の音楽を担当している。ソロ以外では伊達伯欣とエレクトロ・アコースティックデュオOpitopeとして、SPEKKから2枚のアルバムをリリース。佐立努とのユニットLuis Nanookでは電子音と伝統的なフォークサウンドが混ざり合う音楽世界で2枚のアルバムをリリース。ASUNA、Hakobune等ともコラヴォレーションアルバムを発表。マスタリング・録音エンジニアとしても、自身の作品のみならず、100作品以上を世に送り出している。2013年にはレーベルWhite Paddy Mountainを設立しShelling, Family Basik, neohachi, Federico Durand, suisen, Satomimagaeなど16作品をリリース。



silentwave

楽器を演奏することが出来ないため、パソコンひとつで音楽作成・Live活動を行うドン・キホーテ的ミュージシャン。

「光と闇」「人間と自然」「意識と無意識」が曲作りのテーマです。

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