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夜のカタログ2

気配と静寂を奏でるサウンドアートユニットstilllife(スティルライフー津田貴司+笹島裕樹)が1stアルバム『夜のカタログ』の完成を記念して、「石神井神社境内こもれびの庭」にてサウンドパフォーマンスを行います。
足を運ぶ価値のある特別な一夜の体験になるかと思います。

*当日会場にてアルバム『夜のカタログ』を先行販売いたします。

日時:2014年11月15日(雨天の場合は翌16日に順延)
16:00受付開始/16:30(日没)演奏スタート

会場:石神井氷川神社境内こもれびの庭
東京都練馬区石神井台 1-18-24
(西武池袋線石神井公園駅より徒歩約15分、石神井公園三宝時池付近)

料金:1,000円

お問い合わせ:imondoh13@gmail.com
(神社への直接のお問い合わせはご遠慮ください)


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夜のカタログ

この CD は、スティルライフの活動の、ほんの一部分を切り取ったものに過ぎない。ぼくたちー津田貴司と笹島裕樹ーは、2013 年から 2014 年にかけて、 やみくもな熱情と自分たちの興味関心だけのために、膨大なフィールドレコーディングを行った。演奏活動の合間に熊本や栃木や新潟、それから東京西部 一帯にかけて、主に夕方から深夜、時には夜が白々と空けるまで、ポータブルレコーダーを回し続けた。とにかく、もっと音を聴きたい、深く聴いてみたい、 そして、そのことが自分たちにどんな結果をもたらすのかまでは考えも及ばず、ただひたすらに聞き耳を立て、音を投げかけ、そしてそのム反ビ応ラにまた、み みをすませた。だから、ここに収められたトラックは、膨大な録音のあっけない縮減と、ある視点から切り取られた断片に過ぎないのかもしれない。あの暴力的なまでに浸食してくる夜の聴取体験、あのフィールドレコーディングに対する熱量の記録、あの豊穣なイメージの繁茂、そのすべてを収録できるメディアは、今のところ我々の身体に於いて他にない。それを聴取者にインストールするための極く小さなカタログが、この CD だ。
(津田貴司 & 笹島裕樹)

夜のカタログについて

山を見て、美しいということがあるでしょう。尾根の繋がりを、木々の作り出す濃淡を、わき出すような霧の動 きを見て面白いなと思う。やがて注意深くなり、周囲の台地と麓の継ぎ目を探したり、稜線の角度の違いに気が ついたりして、改めて、地中からのエネルギーを受け止め、大地が不思議な均衡を得るに至った経緯を想像して みたりする。またこうした線や形と、そこに落とされる光と影から、ダイナミックな力動を体感的に覚えて、自 分もまた日常を、複雑にかかる力の中でぎりぎりのバランスを保ちながら存在しているということが、わかる。 山に入り、今度は目を閉じて、そして耳を澄ましてみる。風に揺れる木々の音、雨の当たる音、虫や鳥や、生き 物の鳴く声。いい音が聞こえてきますね。そこでスティルライフの二人はポンと手を打つ。木を叩く。筒を吹 く。それを録音して、我々が聞かせてもらう。スティルライフが何故そのようなことをしたかといえば、わかっ たからではないでしょうか。山の振動を。山の無限に凹凸する表面が振動する様を、彼の体が理解した。この感 じは知っている、普段気には留めないけれど、いつも感じていた、音の由来。そのようにすみやかに。
(Amephone)



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stilllife(スティルライフ)

非楽器・非即興・非アンサンブルという抑制の果てに立ち現れる、気配と静謐のフ ラグメント。フィールドレコーディングに基づく活動をしてきた津田貴司と笹島裕樹によるサウンドアート・ユニット『スティルライフ』は、音が意識に触れ音楽に なる瞬間・音楽が解体され音に還ってゆく瞬間を往還し、風土の余韻を浮かび上が らせる。彼らが描く土の匂いのフォークロアは、おととみみのあいだ・聴くことと 奏でることのあいだの水際をたゆたう。

これまでに、ワークショップ、サウンドパフォーマンス、インスタレーションなどを組み合わせた独創的な企画を、阿 蘇、淡路島、大阪、奈良、津島、新潟松代などで展開。同時に膨大なフィールドワークとレコーディング活動を行い、 その中から厳選した音源をセルフリリースによるCD-R作品『INDIGO』『color of winter』としてまとめる。今回リリ ースの『夜のカタログ』が待望のファースト・フルアルバムとなる。


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