Merzbow + 宮台真司

54080844-f790-4ec9-91dc-1e270a804936

2011年に代官山ヒルサイドテラスにて開催されたセミナー「まちづくりの哲学/デタラメな世界の希望の在処」で奇跡の共演を果たした、ノイズミュージックの世界的権威Merzbowと社会学者宮台真司のコラボレーションCDの制作費を、音楽レーベルmurmur records(マーマーレコード)が募集!

14948576619_cb639dce68_z
(ジャケットイメージ 予定)

マイクロファンドサイト、campfireにて私のレーベルであるmurmur recordsの19番目のリリース作品の告知と資金募集が始まった。
既にご覧になられた方は驚かれたかもしれない。何せメルツバウと社会学者宮台真司のWネームの作品なのだから。

出資者の募集ページにも簡単な経緯を書かせてもらったが、この作品は2011年に代官山ヒルサイドテラスにて開催されたセミナーの記録だ。

セミナーは最初にメルツバウが演奏、小休止を挟んで宮台真司の講演という形で進んだ。
宮台氏曰く世界は徹頭徹尾無意味であり、拠って街づくりとは場所に希望を埋め込んでいく事だとするならば、希望の調達先である世界に、私達は社会性を剥ぎ取られた生身の身体のまま投身するほかない。敢えて書くが、メルツバウは徹頭徹尾無意味な世界の一つの覗き穴だ。私はこの貴重な対話をCDという形で記録出来たこと、即ち当日参加出来なかった方が追体験可能な形態に変換出来たことに喜びを感じている。ブックレットに記載される宮台氏のテキストはセミナーから3年を経て更にアップデートされた書き下ろしのものだ。

ここには音楽と社会学の対話によって見出された、眩い発見がある。
それは取りも直さず、私達の世界=音楽の再発見だと言い換えても良い。

campfireの目標金額達成の暁には、今回出資者の方全員の名前もジャケットに掲載されることになった。
しかもリリース時に店舗やamazonなどで購入するより出資頂いた方が安く手に入る事になる。
5000円の高額出資頂いた方にはなんとお二人の直筆サインと、Tシャツ付きだ。
ぜひともこの試みにご参加頂ければ企画者としてこれ以上の幸せはない。

文:相田悠希

詳細+資金募集:ノイズと社会学

murmur records

murmur6

サウンドアーティスト相田悠希が2006年より主宰する音楽レーベル。
『電子音楽は音楽のエスペラントたり得るか』をコンセプトに、現在まで15組のアーティストによる18のCDタイトルをリリース。
2013年には1年間限定の音楽ショップ”murmur records DAIKANYAMA”を運営(現在は閉店)。
クラウドファンディングによる作品リリースや、赤ちゃんの為のお昼寝演奏会など革新的な企画を常に提案、実行している。

Label HP:http://murmurrec.com

Merzbow

15132286551_092bfd0ea4

秋田昌美によるヴィーガン・ストレイト・エッジ・ノイズ・プロジェクト。
80年代初頭のノイズ・インダストリアル・シーンに参加し海外のレーベルを中心にリリースを始める。
90年代にはグラインドコアの影響を受けデスメタルのレーベルRelapseからアルバムをリリース。
2000年代にはmegoの「punkなcomputer music」に共鳴、ラップトップによるライブ手法を採用した。
2003年頃から「動物の権利」(アニマルライツ)の観点からヴィーガン(完全菜食主義)を実践している。
「捕鯨反対」「イルカ漁反対」「毛皮反対」等をテーマに作品を制作している。
近年はアナログ機材を主体にした音作りを行っている。

宮台真司

14948713858_3f9f07fb15_z

1959年3月3日仙台市生まれ。京都市で育つ。
社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で単著20冊、共著を含めると100冊の著書がある。最近の著作には『14歳からの社会学』『〈世界〉はそもそもデタラメである』 などがある。キーワードは、全体性、ソーシャルデザイン、アーキテクチャ、 根源的未規定性、など。